牛かつを日本の食文化に - 牛かつもと村

アートと文化が混ざり合う街、六本木でいま食べるべき「牛かつ」!

2019.05.15

東京の中でも最も多国籍でエネルギーが溢れる街、六本木。六本木ヒルズやミッドタウンといった東京を代表する商業施設があり、ショッピングからグルメ、アートまで幅広く楽しめる街として知られています。そんな多文化シティ六本木を、今回は牛かつもと村の広報担当が実際に歩きながら、楽しみ方をたっぷりとご紹介いたします!

 

テレビなどで六本木を紹介する際に必ずと言っていいほど登場するのが、こちらの首都高速の側面に設置されている「ROPPONGI」交差点ロゴ。デザインしたのは、日本を代表するアートディレクターの葛西薫さん。「サントリーウーロン茶」や「ユナイテッドアローズ」、和菓子の老舗「とらや」のアートディレクションを長らく務めたことで知られるトップクリエイターです。交差点の表示ひとつにも日本の最高峰を起用するあたり、六本木という街への期待が高まりますよね。

六本木へのアクセスは東京メトロ日比谷線と大江戸線の六本木駅が最も便利ですが、渋谷、新橋、品川、五反田といったターミナル駅からバスで行くこともできます。そして六本木に行ったら必ず訪れたい「ヒルズ」こと六本木ヒルズへは、駅からコンコースで直結しているので、天候に左右されずにアクセスできます。

 

アートが溢れる街、六本木

 

 

ところで、ヒルズを訪れた人が一度は目にしたことがあるのが、巨大なクモの彫刻「ママン」。ルイーズ・ブルジョワさんの作品ですが、「なぜここにクモが?」と思いますよね。実はこちらのクモの彫刻だけでなく、六本木ヒルズ周辺にはパブリックアートやストリートファニチャーがたくさんあるんです。その数なんと、20以上!ぜひ散策しながら、街の一部となっている作品たちを楽しんでみてください。

 

 

六本木ヒルズでは一流ブランドからファストファッションまで幅広いお買い物が楽しめます。ヒルズへ足を運んだら、森タワー52階にある展望台「東京シティビュー」から東京近郊を一望してみるのもおすすめ!天気の良い日には、パノラマ式のデッキから富士山まで見渡すことができます。ばっちり見える東京タワーも六本木から徒歩20分ほど。時間や体力に余裕があるときは歩いて行くのも気持ち良いですよね。展望室の中にはバーやカフェも併設されているので、眺望を楽しみながらゆったりリラックスするのも素敵です。

 

さらに一歩進んで景色を楽しみたい方は、屋上にある「スカイデッキ」へ出てみては?オープンデッキのビル展望台としては日本一の高さを誇る「スカイデッキ」で、頭上に広がる空と眼下の景色、風を思いっきり体感するのも特別な体験となるはずです。そして何より、ヒルズから眺めるこの景色は、夜になると一気にロマンティックな印象に。訪れる時間帯によって様々な表情を楽しめます。

同じ森タワーの53階には森美術館も。現代アートを中心に、ファッションや建築、デザイン、写真、映像といった多様なジャンルの展覧会が開催されています。ふだん展覧会に行かない方でも、展望台とあわせて足を運べば良い思い出になりそうですね。

 

意外と多い大都会のオアシス

 

左が六本木ヒルズ内にある毛利庭園、右はミッドタウンのガーデン「高原の湧水」ゾーン。水と緑が調和した心地よい空間が広がります。

大都会の中にありながら、アートだけでなく自然も楽しめるのが六本木の魅力です。六本木ヒルズ内には池を中心とした回遊式の日本庭園「毛利庭園」が、少し歩いた先にあるミッドタウンにも芝生広場を擁するガーデンが広がります。ミッドタウンのガーデンは高原、山、森、芝生をテーマにした4つのゾーンに別れ、その中を歩いていくと、デザインに特化した展覧会を開催している「21_21デザインサイト」が現れます。

 

 

グリーンの中にたたずむ特徴的な建物は、世界的な建築家である安藤忠雄さんの手によるもの。緑豊かな景色とコンクリートの建物が織り成す静けさは、まさに都心のオアシスと言えます。

 

 

安藤忠雄さんといえば、2020年東京オリンピックの新国立競技場コンペの審査員としても知られていますが、そのコンペを勝ち抜いた隈研吾さんが設計した「サントリー美術館」も目と鼻の先、ミッドタウンの3階にあります。「和」をイメージしたデザインで世界に名を馳せる隈さんが日本の伝統と現代を融合させた空間で、日本美術に特化した「サントリー美術館」ならではの展示作品を楽しめます。日本の文化や歴史、芸術に触れてみたい方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。

またミッドタウン内には世界的なアーティストのライブを至近距離で楽しめる「ビルボード東京」も。席によっては夢のような近さで見られるので、こまめに公演をチェックしてみてくださいね!

 

 

もう少しだけ乃木坂方面へ足を延ばせば、国立新美術館も。建築界のノーベル賞と言われるフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞した建築家、黒川紀章さんによるアーチ型の建物と毎回話題となる展覧会の数々を楽しめます。

 

日本を代表するものが盛りだくさん! 日本の食文化、「牛かつ」を食べよう!!

 

 

ここまで少し歩いただけで、日本のトップクラスのものがたくさん登場しましたが、それが六本木。日本を代表するものが集まる街といっても過言ではありません!
日本を代表するものというと……そうです!「牛かつ」も日本を代表する食文化の一つです!!!
「牛かつ もと村 六本木店」があるのは、ミッドタウンから六本木交差点方面へほんの数分進んだところ。ビルの地下1階にありますが、通り沿いに看板が出ています。

 

 

階段には、行列で待っている方へ向けたメニューや食べ方のご案内も。階段を下り、「牛かつ もと村」のサインが見えたらお目当ての「牛かつ」まであと少し。店内へ入るとすぐにカウンターがあり、こちらで注文とお会計を済ませてから席に案内されます。このスタイルは混雑時の営業を少しでもスムーズにするための工夫でもあり、海外からのお客様からも「わかりやすい」と支持されています。

 

 

お店のおすすめメニューは「麦飯+とろろ+明太子セット」で「牛かつ」130gと260gを選べます。とろろ、明太子なしにもできるほか、牛かつのみの追加も可能。ごはんは1杯までお代わり無料です!

 

 

席に着くと、テーブル上にセットされたコンロをスタッフが着火してくれます。リピーターの方なら、これと同時に食欲にも火が点きますよね。初めて来られた方は、コンロで炙って食べるということに驚き、必ず喜んで帰られます。

 

あっという間のサーブに美味しさの秘密アリ

 

 

テーブルに置かれたポットからお茶を注ぎ、コンロを眺める間もなく「お待たせしました!」の声が。そうです、速いんです。なぜそんなに速くサーブできるのか、と思いますよね。その秘密は「60秒」にあります。ミディアムレアに揚げられた牛かつは、高温で60秒だけ火を入れているのです。そこで登場するのが、先ほどスタッフが着火した石盤の乗ったコンロです。この石盤で「牛かつ」の断面をじっくり炙っていただきます。

「牛かつ」のおいしい食べ方は3種類。お盆に載せられた醤油を使ったわさび醤油、醤油の隣に入っている特製の山わさびソース、それからテーブル上の岩塩をミルで砕いて……。「わさび醤油と山わさびソースってどっちもわさびでしょ」という意見があるかもしれません。その違いを実感いただけるのも、この「おいしい食べ方」を提案している狙いでもあります。ひとくちに「わさび」と言っても、辛さを楽しめるのが「わさび醤油」、山わさびの爽やかな香りをいただくのが「山わさびソース」です。

左が特製山わさびソース、右の醤油はお皿に乗ったわさびを添えてわさび醤油で。

 

まずは「わさび醤油」から。ごく細かく挽いたパン粉がまんべんなく、薄付けされた牛かつを醤油に浸し、お皿のわさびを添えて「いただきます!」。さっくりとした歯触りの衣の下から、たっぷりの肉感が広がります。柔らかいお肉は口の中でほどけてしまうほど。後からわさびの鮮烈な辛みが広がり、キレのよい後味へと続きます。

 

はじめは1切れずつ炙っていたものの、美味しさのあまり石盤いっぱいに炙る技へシフトチェンジ。食欲全開!

 

続いて「山わさびソース」も。口に入れた途端、山わさびの香りとソースのまろやかさに包まれます。ソースからは、ほんのりとした酸味も感じられ、肉の旨味と重なって立体的な味わいを楽しめます。

 

お次は岩塩で。ゴリゴリとミルを挽いてパクっと口に入れると、肉、肉、肉!ストレートに肉の味を楽しみたい方はこちらで食べ続けるのも良さそうです。

 

 

牛かつの合間には、セットの「とろろ」と「明太子」で麦飯も。相性ばつぐん、これぞ日本の味です!お皿に添えられた山盛りの千切りキャベツも特製のしょうがドレッシングでさっぱりとした口当たり。ドレッシングは季節によって変わることもあるので、ぜひ通って違いを見つけてみてください。

そうこうしているうちに牛かつ130gをさくっと平らげてしまいました。軽やかな衣とジューシーな肉、3つの味でどんどん食べ進められるので、260gでも余裕でいけてしまいそうです。

 

実は穴場な六本木店!

ちなみに「牛かつ もと村」といえば行列の印象があるかもしれません。六本木店は、昼のランチは近隣の会社員、夜のディナーは海外からの方が多く訪れますが、実はまだ穴場店舗なんです。「行列に並ぶ時間を考えると、六本木店に来てしまった方が速いから」と、新橋や渋谷からバスで来る方もいるんです。ちょっとした移動は食後の腹ごなしにも良いかもしれませんね。

 

店内はテーブル席が4つとカウンターの24席。混雑しないとは言いきれませんが、なんといってもサーブが速いので、お客様の回転も速めです。特に11時の開店直後かランチタイムのピークを越えた15時以降だと入りやすいので「六本木散策の途中で」という方はこの時間帯がおすすめです。ぜひお立ち寄りください!

ご紹介した通り、六本木には日本を代表する建築やカルチャーが盛りだくさん。ぜひトップクラスの街で、日本を代表する食文化「牛かつ」を体験してみてくださいね!

 

牛かつ もと村 六本木店

TEL
03-6455-5482

営業時間
11:00〜23:00(L.O 22:00)

住所
東京都港区六本木4-11-8 フランセビル地下1階

日本語
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